月の裏側~Reverse~

埋もれている音楽に今一度光を

NO.344 映画『レッド・ツェッペリン:ビカミング』

レッド・ツェッペリン:ビカミング』

楽しみにしていたレッド・ツェッペリンのドキュメンタリーですが、やはり音質の良いIMAXで見たいと思い、近隣の映画館を検索してみました。結果は、一日一回の上映、しかも午前中の早い時間のみ、更に1週間のみの上映という事が判明。仕方ないので、平日の休みの日を潰して隣県の映画館へと行ってきました。普通の映画館でも特別料金、更にIMAXで高い料金が掛かりましたが、ZEPは出来る限りいい音響で聴きたいと思っていますので、文句はつけません。果たしてジョン・ボーナムのドラムの響きはどうなるかは気になりますが。

 

映画に関しては、結成前の話から始まって、結成直後からのライブ行脚、そして一気に注目を浴びていく過程を描いています。いくらジミー・ペイジヤードバーズで活躍していたとはいえ、新しいグループがいきなり注目を集めたのは何故か?という辺りは興味深いですね。ただ、存命しているメンバーは、かなり年齢を感じさせます。

 


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とはいえ、今までドキュメンタリーを作る事を拒んできたメンバーが、初めて協力したものですので、そういった意味では価値があると思います。他のミュージシャンの話とかは無く、本人たちのみの証言です。監督のバーナード・マクマホンは、音楽ドキュメンタリーの『アメリカン・エピック』という作品で高い評価を得ています。ロバート・プラントは、この『アメリカン・エピック』のファンだったようで、そういった点も好印象だったと思います。近年、マスコミ嫌いだったツェッペリンのメンバーが、ジミー桜井さんのドキュメンタリーである『ミスター・ジミー』にも楽曲提供を許可したりと、どういうわけか軟化していますね。

 

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演奏シーンに関しては、マニアにはよく知られている映像ですが、かなりしっかり修正作業がされているようで、昔の映像にしては、かなり見やすくなっています。この辺りの丁寧な仕事は評価出来ますね。そして、インタビューが殆ど無いジョン・ボーナムの肉声が聞けるのは、なかなか貴重です。1980年に亡くなっていますので、確かに絶対数は少ないです。スタッフは苦労して探したんでしょうね。(パンフレットに記載されています)

感想としては、レッド・ツェッペリンをよく知らない人には少々きついかもしれません。ある程度の知識があった方が楽しめるかもしれません。バンドの勢いが凄かった初期の頃をフューチャーしていますので、『天国への階段』も『移民の歌』も『ロックンロール』も映画には出てきません。とはいえ、初期の曲が悪いという事はありませんので、じっくり楽しんでもらいたいですが。でもやっぱりマニア向けって事になるのかなぁ。